891: Mii 2019/02/04(月) 23:35:03 ID:ARfOst1w
トゥーンゼルダ「リンクが倒れかけているのを見たとたん、思わず自分の体を放り出して
意識を失ったリンクの体に入り込んでいました。
おかげで、私の体は顔から盛大に地面に倒れ込んだじゃないですか、もう。

…リンク、私がまた体に入って戻ってくるまで耐えてください。これで本当に、最後です」

トゥーンリンク「…………ああ!」グググッ

タッタッタッ…。

トゥーンゼルダ「お待たせしました。それでは――」

トゥーン「「はあああああああああっ!!!!」」ドンッ!!

 

892: Mii 2019/02/04(月) 23:36:35 ID:ARfOst1w

トゥーンリンク(ぼーっ)

リンク「おいおい、どうしたよトゥーン。冒険から戻ってきてからというもの、
ため息ばっかりついて、そんなに黄昏ちゃってさ」

トゥーンリンク「…………」チラッ

トゥーンリンク「はあぁ……約束、守れなかったなあ」シュン

リンク「お?なんだなんだ?どれどれ、お兄さんに話してみたまえ。
冒険の中で好きな子でもできたか?」

トゥーンリンク「…………うん」

リンク「なーんてな、あはは…って何だとぉ!?
トゥーン、恐ろしい子!色を知る歳か!?一体、どんな人なんだ!?」ガバッ

トゥーンリンク「…………えっと」モジモジ

リンク「えっ…」

リンク「……………………ふむ」

 

893: Mii 2019/02/04(月) 23:40:02 ID:ARfOst1w

~ハイラル城~

ゼルダ「…ふう、今日の仕事はこのくらいにしておきましょう。
いつまでも明かりを付けているとインパに怒られてしまうわ」

ゼルダ(まあ、枕元の本を少し読んでから寝るのだけれどね)

コン、コン。

ゼルダ(あら、いけない。寝たふり、寝たふり)

リンク「失礼しまーす」ガチャッ

ゼルダ「!?」

リンク「あれ?おかしいな、窓明かり的に起きてると思ったんだけど」

ゼルダ「」

リンク「まあいいや、寝てる方が好都合だし。貴方の心を盗みに参りました、なんてね!」

ゼルダ(夜這いっ!?まさか、夜這いなのっ!?リンクに限って!?
あわ、わわわわわわわわわわ)

 

894: Mii 2019/02/04(月) 23:41:55 ID:ARfOst1w

リンク「さってと、さっさと済ますか――」

ゼルダ(あれがこれで それがどれで これがそれで)プシュー

リンク「教えてもらった『操りの唄』」スイー

ゼルダ「――――」ガクッ

ゼルダ「――よし、大成功!じゃあ早速、頭に意識を集中させてっと……

これか?いや、違う。

こっちか?違うなあ。

流石に他人の魂、それも休眠状態の魂の分離は一筋縄じゃ行かないか…
でもまあ、トゥーンリンクの為に頑張ってみるんだけどな!」

 

895: Mii 2019/02/04(月) 23:45:24 ID:ARfOst1w

~1時間後~

ゼルダ「…見つけたぞ!そおぉぉい!」シュパッ

ゼルダ(テトラ)の魂【風のタクト】を 取り出して
空きビンに 詰め込んだ!
ピーチに渡して 実体化の協力をしてもらおう!▼

ゼルダ(テトラ)の魂【夢幻の砂時計】を 取り出して
空きビンに 詰め込んだ!
ピーチに渡して 実体化の協力をしてもらおう!▼

ゼルダの魂【大地の汽笛】を 取り出して
空きビンに 詰め込んだ!
ピーチに渡して 実体化の協力をしてもらおう!▼

リンク「――――よし、じゃあ帰るか。
ご協力ありがとうございましたー」ホクホク

ゼルダ「…………うっ、一体何が……記憶が混乱しています…」ヨロヨロ

 

896: Mii 2019/02/04(月) 23:47:27 ID:ARfOst1w
リンク「…そうして、必要分の魂を集めて来て実体化させ、
更に魂に関する知識をトゥーンリンク同様に与えたものが
こちらになります」ババーン

トゥーンゼルダ「人を物みたいに扱わないでください!
命を弄ぶだなんて、本当に酷い方ですね!」プンスカ

リンク「……じゃあ、ピーチに頼んで滅してもらおうか…?
本人が『本体と分離して生きること』を望まないなら、受け入れるよ。
勝手なことをして済まない…」

トゥーンリンク「えっ…………」

トゥーンゼルダ「それは駄目です」ギュッ

トゥーンリンク「ゼ、ゼルダ。苦しい苦しい」

トゥーンゼルダ「ダメ」

リンク(ニヤニヤ)

トゥーンゼルダ「わ、笑わないでください!!」カアァ

 

897: Mii 2019/02/04(月) 23:49:36 ID:ARfOst1w

リンク「善きかな、善きかな。

ただ、残念なことに。本体のゼルダの負担を極力減らすため、
戦闘力をほとんど持ってこなかったんだ。
歴史3つ分を合わせても、凄まじく弱っちい状態だな。

これから地獄の特訓でリカバリする必要があるけど、
その覚悟はあるか?」

トゥーンゼルダ「……………………もちろんです!」グッ

トゥーンリンク「頑張れゼルダ!」

デイジー「…ねえ。前にゼルダが乗り込んできたときもヤバイと思ったけど。
そろそろ喧嘩を通り越して戦争しかけられそうなんだけど、大丈夫、ピーチ?
逆の立場だったらピーチ、絶対黙ってないよね?」ヒソヒソ

ピーチ「………………………………………………………………
もうあの3人に矢面に立ってもらって何とかしてもらうしかないわ」ダラダラ

デイジー「ピーチが珍しく匙を投げてる……」

 

898: Mii 2019/02/04(月) 23:52:00 ID:ARfOst1w

~スカイウォードソード~

ゼルダ「ハープと衣装で今日のわたしは伝説の女神様!
リンクに一番に見て欲しくて来てもらったの!
ねえ似合ってる?」

リンク「ああ、よく似合ってるよ」

リンク(今度のゼルダ姫…いやゼルダは幼馴染かつ恋仲一歩手前の関係か。
…まあ、転生した俺にとっては好感度がニュートラルに戻ってるんだけど…。
向こうは俺の変化なんて露にも知らないだろうし、うまく騙し通さなきゃな。

しかし、ハイラル王国すらできていない大昔…いや原初の話とは。
姫様の肩書もないし、これなら普通に仲のいい関係を築けるかな?)

ゼルダ「あれは……黒い竜巻!?何、何なのこれ!?きゃあああああああっ!!」

リンク「…って、言ったそばから攫われてるし!
そこは、スカイロフトで帰りを待つとか一緒に冒険するとかさぁ!
くそっ、自由が利かないっ!」

 

899: Mii 2019/02/04(月) 23:53:44 ID:ARfOst1w
ファイ「お待ち申し上げていました…我が創造主より選ばれし運命のお方…
『ファイ』 …それがワタシに与えられし名。
時の向こう…遥かな過去から大いなる使命を背負いしあなたの為に…
ファイはその為だけに作られた存在なのです。

どうぞこの剣をその手に…我が創造主に選ばれしお方、リンク」

リンク(無機質無表情の女性にいきなり導かれましたとさ。話の展開が速いぞ。
…女神の剣、か。触った感じ、マスターソードの前身みたいだな。
…マスターソード持ってるんだけどなあ。
まあズルはせずに、でもサクサクと進めていくか)

ファイ「…承認完了しました、マスター。
マイマスター リンク」

リンク「おう、よろしくな、ファイ」

 

900: Mii 2019/02/04(月) 23:56:37 ID:ARfOst1w

リンク(ようやく…見つけた!)

――ゼルダに、割と早く出会えた!

互いに駆け寄ろうとする、ゼルダと俺。

しかし、待ったを掛ける女性が1人。
その女性…インパの諫めに従い、ゼルダはどこかへワープしてしまった。
後を追おうとするも、鋭い眼光のインパに止められてしまう。

…え、なんで?使命があるとしても俺と一緒でいいよな?
多分倍速で案内してあげられるぞ?おーい?

インパ「…思いのほか遅かったな。お前を見ていると女神さまは
選ぶべき者を見誤られたのかと思うぞ。
そんなザマでは到底あの御方を…ゼルダ様をお守りすることなどできない」

リンク「…………は?」

開いた口が塞がらない。え、あの、ちょっと?

 

901: Mii 2019/02/04(月) 23:58:14 ID:ARfOst1w

インパ「私の物言いが気に入らんか?」

リンク「――っ!当たり前だろっ!?俺はここまで、ほとんど攻撃を受けることなく突き進んできたんだぞ!?
これ以上はないっていうほど早く着いたはずだ!」

それこそ、特殊な事情もないただの『リンク』だったら、この5倍は時間を食っているはずだ。
ズルをしない前提であるが、なるべく早く助けたいという思いがあった。

インパ「ほう…?安全策を採ってノロノロと進んできた、の間違いではないのか?」

リンク「そんなことあるもんか!」

インパ「だが、私がここに来ていなければ…今頃ゼルダ様は奴らの手中だった。
…はっきり言ってやろう。お前は間に合わなかった。
ゼルダ様をお助けできなかったのだ」

リンク「それは俺のせいじゃない!」キッ

いくらなんでも、最善を尽くしたことを全否定されてまで笑っていられるほど、
俺は聖人君子じゃない。しかし、インパの表情が一層厳しさを増す。

 

902: Mii 2019/02/05(火) 00:00:24 ID:nxJlbLPw
理不尽だ。 理不尽だ。 理不尽だっ!!
なんで、こうなるんだっ!

光の束が収まり、ゼルダとインパの気配が完全に失われるまで。
久しぶりの虚無感を味わった俺は、立ちすくむことしかできなかった。

リンク「…………なんだよ…………もういいよ…………」ブツブツ

ファイ「マスターの精神が酷く乱れていると推測。
先ほどの会話が要因である確率、98%。
ですが、ワタシは状況を理解しきれておりません」

ファイが何か言っているが、知るものか。

リンク「そんなに、早く来てほしいなら…やってやるよ……」

ガシャン!!ガラガラガラガラガラガラガラガラッ!

 

903: Mii 2019/02/05(火) 00:03:57 ID:nxJlbLPw
ファイ「…マスターの周囲に、数々の装備品が突如として現れました。
言動から、マスターの持つ隠された能力によるものである確率、94%。
私の記憶にない物が多数存在、状況把握が困難となっております。
特に、こちらに転がっている光り輝く剣たちは――」

マスターソード(神々のトライフォース)
マスターソード(時のオカリナ)
マスターソード(大地の章/時空の章)
マスターソード(4つの剣)
マスターソード(トワイライトプリンセス)

ファイ「マスターソード……!?……………………理解不能、理解不能」

リンク「それだけじゃないぞ…。この際だ、マスターソードだって合成してやる…
一度試してみたかったんだ…ふふ…」ブウゥゥン

シャキイィィィィン!!

5本のマスターソードを 合成して ネオ・マスターソードが 誕生した!
攻撃力5倍! カギ扉、ボスカギ扉も 一振りで破壊できるぞ!▼

ファイ「!?」

 

904: Mii 2019/02/05(火) 00:07:22 ID:nxJlbLPw

リンク「……………………さぁて、他の装備も適当に合成していくか…」

ファイ「…マスター。今後はこちらの剣を使用されるおつもりですか?」

リンク「悪いか?別にいいだろ、女神の剣よりよほど切れ味がいい」

ファイ「…マスターがそう仰るのならば、ワタシは従います。
こちらの剣なのですが、ワタシが宿っても問題ないでしょうか」

リンク「好きにしろ――」

ファイ「それでは…」ヒュン

リンク「……………………っ!ちょ、ちょっと待った!やっぱ駄目だっ!
ファイ、急いで剣から離脱しろっ!!」

ファイ「――――――――――――――――――――――――!?
ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」バリバリバリバリ

リンク「言わんこっちゃない!マスターソード5本分の戦歴が流れ込んで
情報処理が追いついてないんだっ!このままだと死ぬぞっ!?」

 

905: Mii 2019/02/05(火) 00:11:10 ID:nxJlbLPw
――ファイは剣から飛び出して…いや吹っ飛ばされて、そのまま受け身も取れず壁に叩きつけられ、
力なく倒れ込んた。霊体に成れていないうえに体が融けかけている、だと。どんだけダメージを受けたんだ!

ファイ「――――が――――ぁ――――」ピクピク

リンク「回復アイテム……って、不要だから持ってきてないんだった!
回復ポイントまで運んでる余裕なんかないぞ!?
どうすりゃいいんだ一体!?
自分のハートは有り余ってるって言うのに!

……それだっ!一か八か…『ハートの器』錬成っ!!」ググググ

生命力を削って ハートの器を錬成した!
ハートの最大値が 1つ減る!
おまけに体力を削られる!▼

リンク「ぐぐっ、堪えるな…。でも俺のせいで死なせたら寝覚めがわるいし。
ハートの器、ファイに投入ぅ!」

ファイのハートの最大値が1つ増える!
おまけに体力全回復!
しかしすぐに体力を削られ始めている!▼

リンク「ほう…やってやろうじゃないの。これまでの冒険で増やしたハートの数と…ガチンコ勝負だなっ!」

 

906: Mii 2019/02/05(火) 00:15:58 ID:nxJlbLPw

~5日後~

リンク「Zzz…はっ」パチッ

ファイ「…………目が醒めましたか、マスター」

リンク「…あ、寝落ちしちゃってたか、俺。…ハァ。
でも、寝ずの看病しながら30個ほど投入して、ようやく容体が安定したか。
…体の調子はどうだ、ファイ?」

ファイ「マスターのおかげで問題、ありません。
ご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ございません。…本当に、ほ、んとうに」ポロポロ

リンク「いや、視野が狭まって正しい判断をし損ねた俺が悪かったよ。
迷惑かけて済まなかったな…って、あれ?そんなに表情豊かだったっけ?」

水…じゃないんだろうが、涙を零すファイなんて初めて見たんですが。

 

907: Mii 2019/02/05(火) 00:17:30 ID:nxJlbLPw
ファイ「ます、たーが。そこまで歴史を渡り歩いて苦労されているなんて。
だというのに、ワタシは無責任にも新たな苦難をおしつけて、しまい…っ!」ポロポロ

リンク「いやいや、まあそこんところはもう割り切れてるし、ファイが気にすることじゃないよ――――って、ちょっと待った!?
なんで俺の裏事情知ってるんだ!?」

ファイ曰く。マスターソードの戦歴とハートの器の中に。

これまでの俺の知識が、思考が、感情(絶望が主な負の感情)が――溶け込んでいたらしい。
それに中てられた、とのこと。同時に、意図せずして人間の感情について高速学習を行ったらしい。

マジか、昔の人を舐めていました。ファイ様ってすっごくハイスペック。

リンク「ま、まあ。気にせず先に進もうぜ、なっ?」

ファイ「……はい」

 

908: Mii 2019/02/05(火) 00:20:21 ID:nxJlbLPw
インパ「今回も遅かったな、選ばれし者よ。
ゼルダ様をお守りする気が本当にあるのか?」ジッ

リンク(あー、今回はまあ、言い逃れできないな。
ファイの看病でロスしたうえに、ファイを気遣って行軍速度落としたからな。
目の前のギラヒムを牽制しつつ、甘んじて説教を受けておこ――)

ファイ「…………」

ファイ「……………………」

ファイ「勝手なことを…言わないでください!」ヒュン

インパ「!?お前は…剣に宿りし精霊」

ギラヒム「ほう…?お前が」

ファイ「マスターは、十分に尽力なされています!
弱き者だからといって、強き者に全てを委ね、
全てを負わせることなど許されることではありません!

行動を共にする、行程を十分にこちら側に伝達する工夫すらせず、
緊急時に勇者は駆けつけて然るべき、というのは傲慢ではないのですか!」

リンク「……!!」

 

909: Mii 2019/02/05(火) 00:23:40 ID:nxJlbLPw
ギラヒム「……ハッハッハッハ!いや、これはケッサクだ!
まさか言い訳を剣に任せる勇者が居ようとは!
もしかしてワタシを笑わせようと打ち合わせでもやってくれたのかい?」

リンク「ファイ…落ち着け」

ファイ「ですがっ!」

インパ「あり得ぬ…剣の精霊がここまで絆されるなど、有り得ぬ。
リンクよ、お前は一体何をしたのだ。嘆かわしい。
…いいか、次はないぞ。剣共々、すべて一からやり直せ」

ゼルダ「リンク……私は、気にしてないから…」

リンク(そう言う人が、気にしてないはずがないんだよな…………)

インパとゼルダが扉から転送されていく。

リンク「…………」

 

910: Mii 2019/02/05(火) 00:26:03 ID:nxJlbLPw
ギラヒム「まあ、今回は余興に免じて許してあげるけど…。
今度は!全治百年じゃ済まさない。
永劫に続く苦しみをあげる。生き地獄を与えてあげ――」

リンク「お前ちょっと黙れ」アイスロッド

ギラヒム「」カキーン

リンク「アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!
アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!
アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!
アイスロッド!アイスロッド!アイスロッド!……こんなもんでいいかな?」

ファイ「マスター……差し出がましい真似をして、申し訳ございません」

リンク「全くだ、おかげでどんどん俺の評価が下がっていくじゃないか」

ファイ「……」シュン

リンク「でも……ありがとな。スカッとした。言いたいこと言ってくれて、すっげー嬉しかった」

ファイ「マスター……!」

 

911: Mii 2019/02/05(火) 00:27:33 ID:nxJlbLPw

リンク「さて、ファイ。新しい剣へは、十分に馴染んだか?」

ファイ「シンクロ率99%、マスターの真の剣捌きは未知数ですが
支障はないものと思われます」

リンク「よし。というわけで、
インパさんとやらに…とっておきの意趣返しをしたい。
……是非や、如何に」ニヤリ

ファイ「非常に興味深いタクティクスと考えます。仰せのままに」フフッ

リンク「とてもいい答えだ。行動開始と行きますか!」

直径50mの氷塊「」ポツーン

 

912: Mii 2019/02/05(火) 00:29:54 ID:nxJlbLPw

ペガサスの靴を履いた!ダッシュ力が上がった!▼

サッサの実を使った!素早さが上がった!▼

赤い服を着用!ダメージをほとんど受けない!▼

鬼神の仮面を被った!全能力が強化されるとともに攻撃的になった!▼

リンク「うおおおおおおおおお!!斬られたくなかったら、道を開けやがれ!
全滅時の出現アイテムを隠し持ってるなら、それも出せやぁ!」

ファイ「マスター!マスターが所持する装備品と似た存在をダウジングにより発見しました!
この歴史で得られる同等の装備品と推測されます!」

リンク「よしきた、合成パーツ!そこまですぐに案内してくれ!」

ファイ「承知いたしました!」サッ

カギ扉が現れた!▼

リンク「剣の力で押し通す!!」バキッ!

カギ扉が現れた!▼

リンク「トウフかお前は!」ザクッ!

ボスカギ扉が現れた!▼

リンク「大差なしっ!!」ドゴォッ!

 

913: Mii 2019/02/05(火) 00:33:24 ID:nxJlbLPw

インパ「ゼルダ様、どうぞこちらへ…」ガチャ・・・

ゼルダ「とうとう――この扉の先が、
終焉の者の復活を阻止するための終着点となるのですね……」スゥッ・・・

リンク「おー、ゼルダにインパさん。遅かったですねー。
やっぱりスカイロフトに比べて地上の肉は旨いなあ」モグモグ

ファイ「あむ…これがおいしい、という感情なのですね。
栄養学だけでは測れないテンションの高揚を感じます。
しっかり脳裏に刻んでおこうと思います」モグモグ

リンク「でも剣に栄養学って関係あるのかな」

ファイ「どうでしょうか」

インパ「」

ゼルダ「」

 

914: Mii 2019/02/05(火) 00:35:44 ID:nxJlbLPw
リンク「1週間前には剣を鍛え終えて、時の扉潜ってやってきちゃいましたよー。
あとはひたすらキャンプ生活っすねー」モグモグ

インパ「1週間前だと!?ちょっと待て…前にお前と会った日ではないか!?」

リンク「そーですよ。日付が変わる前に必要なノルマを消化しきりましたが何か?」

ファイ「どの遺跡も帰還時間含めて30分と攻略に掛かりませんでしたからね」

インパ「」

ゼルダ「…………えっと、リ、リンク!実は私、女神の生まれ変わりなのっ!」

リンク「うん、知ってる」

ゼルダ「……!?…………今のあなたには神の遺産を…
あのトライフォースを手にするに足る力が宿っているのです!」

リンク「そうだな、勇気のトライフォースなら一杯持ってるぞ。
3つ並べたら力と知恵のトライフォースの代用にならないかなぁ」

ゼルダ「……!!??……………………じ、じ、実は、話さなきゃならないことがあるの!」

リンク「うん、いいよ。事情を話してくれるのをずっと待ってたんだ。
でも、ここまで来て『これから人身御供で永い眠りにつく、運命だもの』みたいなことを言われたら、
流石に付き合いきれないよ」

ゼルダ「」

 

915: Mii 2019/02/05(火) 00:38:57 ID:nxJlbLPw
リンク(結局ゼルダは、過去の世界で『永い眠りにつく』ことを選択した。
悲しみながらというより、一刻も早く俺との会話から逃れたいって顔で、
フラフラとした足取りで。それでいいのかゼルダさん)

リンク(そして――なんやかんやあって、現在の世界でゼルダを復活させることに成功し…)

リンク(…物陰にギラヒムがいるな)

ファイ(…隙を伺っているようですね。マスターに対して怯えているようにも見えます)

リンク(ムシャクシャしててアイスロッドで虐めたからなあ。
むしろ、よくあの状態から抜け出せたものだ…って、
言ってる傍から仕掛けてきたぞ!)

ギラヒム「この小娘と共に過去へ戻り、今貴様らが亡き者にした魔王様を甦らせてくれる!!
散々俺の邪魔をしてくれたが…もうここまでだ!!」ガシッ

リンク「あ、そういうことね!頭が回ってなかったよ、教えてくれてサンキュー!
じゃあ過去に行ってお前もろとも始末すればハッピーエンドだな!」ポンッ

ギラヒム「!?」

リンク「よーし、とっとと時の扉を潜って過去に行こうぜ!」ガシッ

ギラヒム「は、離せっ!?」

 

916: Mii 2019/02/05(火) 00:40:56 ID:nxJlbLPw

リンク「ただいま」シュンッ

ゼルダ「…あ、れ?もう、終わったの?」

バド「お、おい!あの趣味悪い奴と、過去の世界の終焉の者はどうした!?」

リンク「どっちもフルパワーでスカイウォードぶっ放したら一撃で粉々に砕け散ったよ」

バド「」

ゼルダ「」

 

917: Mii 2019/02/05(火) 00:42:53 ID:nxJlbLPw

ファイ「…マスター、お話があります」

リンク「なんだよ、急に?」

ファイ「人へと生まれ変わった女神様を守護し終焉の者を滅する若人…勇者リンク。
マスターを導くファイの使命は、これで終わりました。
ですからマスター…ここで、マスターとファイとの承認をお解き下さい。
剣を台座に挿せば全てが終わり、ファイはこの剣の中で永遠の眠りにつきます」

リンク「……!!」ピタッ

ファイ「マスターは見事、使命を果たされました。どうぞ台座に剣を納め、
女神様からの命を完遂してください。

ではマスター、承認解除を」

リンク「…………おいおいなんだよ、いつぞやの無機質調になりやがって。
ファイはそれで、納得してるのかよ?」

ファイ「……はい」

リンク「…そっか。まあ、ファイがそう言うなら仕方がないな。
こんな能天気なマスターのしもべを務め続けさせるのは可哀想だし」

 

918: Mii 2019/02/05(火) 00:44:28 ID:nxJlbLPw

俺は、マスターソードを、台座に、突き刺す。

ブゥンと鈍い音がして、そしてすぐに静まり返った。

ファイとの契約は、今、確かに切れたんだ。

壇を降りていく俺に、最後の言葉が投げ掛けられる。

ファイ「マスター…いえ、リンク。
結局…ファイには、人間の心を解することはできないのです。
ファイの使命は女神様の言葉に従い、あなたを勇者として導くこと、
それ以上でもそれ以下でもありません。

ですから…あなたと旅路を共にしたマスターソードの中で眠るとしても
何の感慨も、喜びも湧き起こらない。
承認解除が済まされた今、ファイはただ眠りにつく、それだけです」

リンク「…………なあ、ファイ。いい事を、教えてやろう」

ファイ「…なんでしょうか」

 

919: Mii 2019/02/05(火) 00:46:14 ID:nxJlbLPw
リンク「ひとつ。聞いてもいないのに、自分が冷静ですとか何も寂しくありませんとかいきなり言い出すのは、
気遣いってやつでな。相当に人の心を理解していないとできない芸当なんだ。知らなかったか?

ひとつ。承認解除が済まされたうえであれこれ語り掛けてくるのは、未練がある証拠だ。

ひとつ。……そんな涙顔だと、何言っても説得力ないぞ」

ファイ「……………………さい、ごに。この旅の、なかで。
ファイが…記録した、言葉を。1つ、あなたに、贈りましょう――

あり、が、とう。マイマスター、リンク。
いつ、か、また。あなたの、魂と、共に――」ヒック

リンク「……ああ」

 

920: Mii 2019/02/05(火) 00:50:06 ID:nxJlbLPw

インパの方にも、お別れの風が吹く。

インパ「ゼルダ様…ハイリア様の記憶をお持ちのあなたにはおわかりの筈です。
私は元よりこの時代の人間なのです」

ゼルダ「…それは…そうだけど…」

インパ「お戻り下さい…あなた方の時代へ。私はゼルダ様達が去られた後、この扉を処理します」

インパが時の扉を開け、潜るように促す。俺たちは「過去」から「現在」に向けて、扉を潜る。
振り返ると、インパが向こう側で光の球をそっと落とし、扉を壊そうとしている。

バド「ああ、この扉ともお別れか…」

ゼルダ「さようなら、インパ…」

リンク「さよならだな、ゼルダ」

ゼルダ「なによ、リンクったら。それだとまるで、あなたがサヨナラするみた――」

リンク「ロング入れ替えフック」ビヨオォォォォン

リンクは 自分とインパの位置を入れ替えた!▼

ゼルダ「!?」

 

921: Mii 2019/02/05(火) 00:54:12 ID:nxJlbLPw

インパ「」

バド「」

リンク「なんとか届いたっ!…すまんゼルダ!俺、勇者としてご神託を受けたんだ!
インパさんに代わって、封印が解けないよう見張るべきっていうさ!(出鱈目)
黙ってて本当に申し訳ない!というわけで俺が代わりに過去に残るよ!
いやあ、運命って残酷だな…でも運命だから仕方がない!」

ゼルダ「リンク!?嘘でしょ!?いやっ、戻ってきてっ!!」

リンク「おいおい、インパさんが1000年独りぼっちでいるのは一応納得できたのに、
俺が1000年残るのがダメって…そりゃインパさんが可哀想じゃないか!

大丈夫、俺って勇者だから!肉体面でも精神面でも自信があるよ!
ゼルダは、ハイラル王国っていう立派な王国を作り上げてくれよな!
俺も遠くからゼルダのことしっかり見守ってるから!それじゃ、See You!」

時の扉は崩れ去った。

ゼルダ「リンクゥゥゥゥゥゥ!!」ポロポロ

 

922: Mii 2019/02/05(火) 00:57:33 ID:nxJlbLPw

ファイ「お待ち申し上げていました…我が創造主より選ばれし運命のお方…」

リンク「やあ」

ファイ「…………ファイは夢を見ているのでしょうか」

リンク「他の人たちを撒いて、戻ってきたんだっての。
とりあえず、とっととそのマスターソードから出て、
こっちネオ・マスターソードの中に入り直せ。承認し直すぞ。
もとのマスターソードはそのまま戻しておけばバレないバレない。
どうせ、この歴史も俺が巡回して守るんだからな」

ファイ「……やはり、夢でも見ているようです。
私などが、マスターに付いていくことを許されるなど…」オロオロ

リンク「あんなに取り乱すファイを見て放っておけるかよ。
…それに、なんだ。俺も、ファイが傍にいてくれると、嬉しいし」ポリポリ

ファイ「……!!そ、それでは!お供させて頂きます、マイマスター!」パアアァァ

・・・
・・

 

923: Mii 2019/02/05(火) 00:59:37 ID:nxJlbLPw

リンク「……という、波乱万丈の人生があったわけよ!」

ファルコ「くぅーっ!!おいおい、泣けるじゃねぇか!
そんな暗い過去とドラマチックな展開が待ってるだなんてよぉ!!」グズッ

フォックス『…すまんピット、ちょっと目にゴミが入ったからハンカチを貸してくれ』

ピット「グズッ…う、ん。感動だぁ!でも、安全運転でお願いするね!」

パルテナ「…このSS、主人公誰でしたっけ…
あれ?ということは、ゼルダ姫って不戦敗ってことですか?
あらあらまあまあ、お気の毒に」

リンク「不戦敗って何のことだ?」

パルテナ「なんでもありません」

 

926: 以下、名無しが深夜にお送りします 2019/02/10(日) 18:56:07 ID:epnMv.1M

――すこし時間は巻き戻り…。

~9月6日   スマブラ開幕まで あと7日~

ピーチ「フンフン、フーン♪」

マリオ「ピーチ、ご機嫌だなー」

ピーチ「そりゃそうよ、まもなくスマブラが開幕するんだもの!
会場の準備は万全!スケジュールも完璧!宿泊施設の入りも上々!
キノコ王国のトップとしては申し分のない状況ね!」

マリオ「はは、そうだな。…そういえば、ロゼッタは呼んでいるんだよな?
まあ、呼ぶにしても参戦させちゃ絶対にまずいだろうけど。
なんか俺の直感が、不運な事故が重なって参戦させられちゃうんじゃないかと訴えてるんだが」

ピーチ「まあね、流石に私も学習したわ。今から会場入り口に、その対策を施しに行くのよ。
…ジャジャーン!このゴテゴテとしたメカをしかと見なさい!対策の1つ、『選手認証システム』!」

マリオ「へえ?」

ピーチ「役割は2つ!

ひとつは、通行人物を認識して、ゲート先の振り分けを行うわ。
もうひとつは、振り分けの結果、開幕までにスタッフ以外で選手控室に一度でも入室できた者を
自動かつ不可逆的に選手登録するわ。面倒な手続きが要らないしね。

ゲートから進んで行き着かない限り、控室に繋がる通路はない。
そして、ロゼッタは残機申請時の登録情報から『選手除外』リストに指定しておいたから、
選手控室に紛れ込むことを防止できるって寸法よ!技術班に作らせるの、苦労したんだから!」

 

927: Mii 2019/02/10(日) 19:00:44 ID:epnMv.1M

マリオ「なるほど」

ピーチ「更に、1000以上のFP、あるいはそれに相当するMP/精神力等々の最大値を有しない者も、
選手として弾くシステムを既に設置しているわ。

今の所、参戦希望者でこの条件を満たさない者はいないことを確認済。
一方のロゼッタは、以前に測定機器で見た限り…FP最大値がたしか128だったから全然足りない。

ね?二重の安全策よ」

マリオ「おお、いい感じだな!よし、暇だったし…選手認証システムとやらの取付を手伝うぞ」

ピーチ「ふふ、ありがと」

ピーチ「……うーーーん!設置完了!…よし、起動開始ね!これであとは開幕をノンビリ待つのみ!
まあ、ちょっとリハーサルはあるけれど。
…あ、そうだ。とりあえず選手登録をしに、控室に行ってみない?」ノビー

マリオ「そうだな、後でもいいと思ってて忘れたりすると最悪だし。
毎度のことだが、どんな設備が備わってるのか楽しみだな!快適空間なのか?」

ピーチ「食堂、仮眠室、エンターテインメント、リラクゼーション、なんでもござれよ。
マリオもきっと気に入ると思うわ…ここよ!」ガラッ

 

928: Mii 2019/02/10(日) 19:04:15 ID:epnMv.1M

ロゼッタ「カーブ!フォーク!スライダー!
…うーん、流石に卓球のラケットでジャイロは無理ですか…」

チコ「ピピィーッ!ママの得点―!これでセット終了―!」

「ああっ!もう一回、もう一回です!今度は負けません!」

ロゼッタ「うふふ、また勝っちゃいました!…おや、ピーチ姫にマリオではないですか!
お久しぶりです!」

ピーチ「」

マリオ「」

ロゼッタ「…ああ、その驚いた顔は…ふふふ、私も流石に学習しましたよ。
今度こそ遅れてなるものかと、石橋を叩いて叩いて叩きまくって、
8日前…昨日には現地入りしていました!

時間を持て余して、ちょっと会場に来てみたら、こちらの部屋にたどり着いたのですが。
非常に快適で、かつ面白いですね!温泉に浸かって、お風呂上りにコーヒー牛乳を飲んで、温泉卓球に勤しむ!

掲示板に有った嗜み方のレクチャーを最初に見た時ははて?と思いましたが
実際にやってみると…ここまで気分が爽快になるとは思いもしませんでした!」

ピーチ「」

 

929: Mii 2019/02/10(日) 19:08:15 ID:epnMv.1M
ピーチ「お、遅かった…!?どうして、こんな時に限って…!!
で、でも、ちょっと待ちなさい!ロゼッタ、FPの制限に引っ掛かるでしょ!
ちょっと待ってなさいっ!」ダダダダッ

ロゼッタ「…はて?一体、どうしたというのでしょう」

「さあ……?」

測定機器「対象者:ロゼッタ  分析完了!
基礎体力レベル  Lv. 020
最大HP        00050
魔法レベル     Lv. 129
最大FP        00896     デス」

ピーチ「…………」ゴシゴシ

ピーチ「…………」ジッ

ピーチ「最大HPが10倍、最大FPが7倍になってる……」アゼン

マリオ「なんと」

ロゼッタ「なんと」

 

930: Mii 2019/02/10(日) 19:11:51 ID:epnMv.1M
ピーチ「……いやいや!それでもFPが1000に足りないでしょ?一体どういうこと?
わたしとしたことが調整ミス…?」

チコ「ねえねえ、ママ、まだー?はやく続きやろうよー!」ピョン

ロゼッタ「あ、えと、あともうちょっと待ってね?」

マリオ「あはは、色とりどりのチコたちだな。応援したいあまり付いてきちゃったのか」

測定機器「最大FP修正、+16! 00912 デス」

ピーチ「……!?」

チコ×8「はやくはやくー!」ピョンピョンピョン

ロゼッタ「よしよし、もうちょっとの辛抱ですからね、うふふ」ナデナデ

測定機器「基本値カラノ最大FP修正、+128! 01024 デス!
ロゼッタ アンド チィコォー!選手登録モンダイアリマセン!」ドーン

ピーチ「抱き着いてた貴方たちが原因ねぇ!?なんてことをっ!!」

 

931: Mii 2019/02/10(日) 19:18:00 ID:epnMv.1M
マリオ「…ところで、さっきから気になってたんだけど…いい加減に聞いていいか?
…そこでコソコソ逃げようとしてるアンタ、誰さ?ここにいる時点で、すっごく嫌な予感しかしないんだけど」

「は、はいぃっ!わ、私は……
ハイラルのゼルダッ!そう、ハイラルのゼルダと申しますっ!!」

マリオ「ほーん、そりゃあ驚いた、金髪じゃなくて黒髪だから気付かなかったよ」

「は、ははは。全く、知己を忘れるだなんて酷いお方ですね!」

マリオ「ははははは」

「ほ、ほほほほほ」

マリオ「…………」

「…………」

マリオ「ゼルダってそういや、ウルトラファイアで火達磨になるのが大好きだったよな。
久しぶりに燃やしてやるよ、なぁに遠慮は要らん」サッ

ヒルダ「大変失礼いたしましたロウラル王国のヒルダです」ズサァ

 

932: Mii 2019/02/10(日) 19:24:32 ID:epnMv.1M
ヒルダ「うう…ばれてしまいました…。ハイラル王国では大丈夫でしたのに…。
ゼルダ姫本人に代わって、万が一のときのゼルダ姫の選手登録をするという
リンクから依頼された大事な大事なミッションが…」

マリオ「……選手登録の代返?なんだ、そりゃ。遅れる用事でもできたのか?」

ヒルダ「…はい。私としても、今でも信じられないのですが…」ハァ

ピーチ「…聞いたことがあるわ。ハイラルの裏世界のロウラル王国の存在を。
ただでさえ歴史関連でややこしいのに、ますますややこしいわね。
それで、ロウラルのお姫様が一体どうしてキノコ王国に?詳しく事情を教えてくれる?」

ヒルダ「それが……今、ハイラル王国が大変なことになっていて――」

ピーチ「た、大変なこと……それって?」

ヒルダ「――実は……」

 

933: Mii 2019/02/10(日) 19:29:02 ID:epnMv.1M
――街から遠く離れた森の奥深くで、ハイラルの魔女は代々…
――3つのトライフォースの均衡を見守っていました。
――彼女は、特別な魔法を使って…
――幾多の時空、幾多の人々の過去と未来を垣間見ることができました。

――ある日、魔女は1つの魂に目を留めます。
――まばゆいばかりに輝く、その魂の持ち主は…時代を越えて魔を打ち払い、
――ハイラルを悪しき者から守ってきました。
――人々は、彼を「勇者」と呼びました。

――魔女は、勇者に憧れをいだきます。
――けれども、彼のそばには、いつの時代も、美しい姫の姿がありました。
――姫をうらやむ気持ちが芽生えた彼女に、そっとささやく者がいました。
――それは、かつて勇者が封じられた魂の欠片に僅かに残された、悪しき者の思念でした。

――勇者を手に入れたいならば手を貸そう…そうささやいた悪しき者は、
――魔女が持っていた善の心を外に追い出して、かわりに、魔女の心の半分に居座りました。
――悪しき者の目的は1つ…
――トライフォースの力で復活を果たし、ハイラルを我が物にすること。

――善の心を失った魔女は、悪しき者に操られるまま…
――闇の世界とつながる「転生の扉」を開きました。
――扉から召喚される、様々な時代の魔物達。
――ハイラル王国に、再び災いが訪れようとしていました…………が。

――勇者「リンク」とその従者である剣の精霊「ファイ」によって半日で鎮圧されました。

 

934: Mii 2019/02/10(日) 19:33:11 ID:epnMv.1M

――余裕綽々と、何万もの魔物を倒したリンク達。

――しかし、魔女はその隙をついて辛うじて、城に住む美しい姫に迫りました。
――けれどもやはり、たった1人で姫に打ち勝つことは、容易ではありません。
――せめて動揺を誘えればと、姫の中の眠っていた数々の魂を、全て覚醒させました。
――企みは見事に成功。姫は大いに動揺し、混乱しました。

ゼルダ「…あ、あ、あああああああ!?な、なんなのですか、この記憶はっ!?」ガハッ

魔女「フハハハハハハ!これで、形勢逆転だな!」

――そして、半狂乱になって泣き叫びました。

ゼルダ「……そ、そんな――リ、リンクが、他の女性を、え、ら、んだですって!?
嫌ああああああああああああああああぁぁぁ!?」ポロポロ

魔女「フハハハハハハ……えっナニソレ初耳なんですけど」

――更には、混乱窮まった所に日頃のストレス解消不足も祟って、ヤンデレになりました。

ゼルダ「……そうよ、リンクったらファイに騙されているのよ。
精霊と付き合うだなんて、どうかしてるわ、有り得ないわ。
勇者はお姫様と一緒になるべきなのよ、うふふふふふふふ。
私が、リンクを助けてあげないと、ふふふふふふふふふふ」ゴゴゴゴゴ

魔女「」

 

935: Mii 2019/02/10(日) 19:42:43 ID:epnMv.1M

ゼルダ「アナタ、協力しなさい。それとも死を選びたいかしら」ゴゴゴゴゴゴ・・・

魔女「喜んで協力させて頂きます」ブルブル

――殲滅を終えてみると、王女ゼルダの姿が見えなくなっていました。
――インパとリンクは戦場を、トゥーンリンクとトゥーンゼルダは城の中を走り回って
――ゼルダを捜しましたが、見つけられませんでした。

――ちょうどその時、ロウラルという王国から、王女ヒルダとその従者が来訪しました。
――本来、両王国の行き来は非常に難しいのですが、ロウラルのトライフォースの力により、
――移動のためのアイテムの確保をついに果たせたのです。

――ハイラルへの大いなる感謝を伝えるために。
――そして、長らく政の経験が不足している自分の研修を兼ねて。
――彼女とその従者は、ハイラルにやってきたのです。

ヒルダ「あの時の恩は忘れません!何か、恩返しがしたいのですが!」

リンク「渡りに船とはこのことだっ!じゃあ、大臣たちに教わりながらゼルダの代わりやってくれ!
政務にお目見えにスピーチに!ヒルダだけが頼りなんだ!
大丈夫、『裏ゼルダDLCでしょうか、本日もお美しい!』って感じで納得してもらえるから!」

ヒルダ「」

――ゼルダがどこで何をしているかは分からないが、そのうち戻ってくるだろう…。
――リンクはそう言って、呑気に釣りに出かけてしまいました。

――王女の争乱…世の人々が、そう呼んだ時代のできごと……。

ピーチ「何やってんのよゼルダァー!?」ウガー

 

936: Mii 2019/02/10(日) 19:58:30 ID:epnMv.1M
ヒルダ「おかげで、慣れない作業ばかりでヘトヘトです…
おまけに、インパさんもトゥーンリンクも…トゥーンゼルダまで、
魔物の残党狩りに参加するようになってしまい…手伝って頂けないというか…。
逃げ出したいというのもあって、キノコ王国へ早めの便で着いてしまいました。
ロゼッタとは昨日お友達となったのです。

確かにロウラルは直接的な政ができる環境がまだないため、
急ぎ帰らなければならない、というわけではないのですが…。
さすがに周囲を心配させてしまうため、役割を終えたならば帰りたいのですが」グッタリ

ロゼッタ「…修羅場に巻き込まれたということですよね?
リンクという人も、恋心に気付いていないだなんて罪な人ですねえ」ホワホワァ

ピーチ「…………あ、キノ爺?ちょっと確かめてほしいんだけど、至急に」トゥルル

マリオ「えっと、お二人さん。ハイラルのことは一旦置いといて。
とりあえず、そんな悠長なことを言っていられない状況にあるの、
わかってほしいんだけどなあ」

ロゼッタ「はて?」クビカシゲ

ヒルダ「なんでしょうか?」クビカシゲ

マリオ「カクカクシカジカ」

ピーチ「…え。キノ爺、やっぱり駄目?もう親元のコンピュータに送られて修正できない?
そっかー、そうよね…そういうふうにしたのだからね…」

2人「「」」

 

938: Mii 2019/02/15(金) 00:08:40 ID:flh2faPE

ピーチ「……ど、どうしようかしら。今更ながら、困ったわね…!」

ヒルダ「……ふ、ふん。そう恐れることでもないのでは?
わ、私も、魔法なら多少腕の自信はありますよ。
ひたすら防御に徹して時間稼ぎするくらいならできます」

ピーチ「…………」ピピピピピ

測定機器「対象者:ヒルダ  分析完了!
基礎体力レベル  Lv. 008
最大HP        00020
魔法レベル     Lv. 060
最大FP         03200
(FP換算、トライフォース加護ニヨル+3000込ミ)   デス」

ピーチ「……なにを、偉そうにぃ」ハアァー

ヒルダ「なんです、そのため息は!?…え、これが私の強さですか?」

ピーチ「はい、マリオ、こっち向いてー。
…さて、今キノコ王国で頂点の戦闘能力がこちらになりまーす」

ヒルダ「一体それがどうしたというので――」

 

939: Mii 2019/02/15(金) 00:13:32 ID:flh2faPE
測定機器「対象者:マリオ  分析完了!
基礎体力レベル  Lv. 160
最大HP        99999
魔法レベル     Lv. 064
最大FP         08192    デス

最大HP コレ以上 上ガリマセン!」

マリオ「この先のレベル上げが無茶苦茶しんどいんだ。
いやぁ、一向にレベルが上がる兆しがなくて」

ヒルダ「」

ロゼッタ「す、すごいことになっています…!」

ピーチ「これでもマリオは、魔法苦手な方なんだけどねー。
そうね、物理の方なら多分…もし貴方に対してマリオが本気になれば、
5メートル離れた所からの『何の変哲もない』パンチの衝撃波だけで絶命だわ。

そして、マリオと同等とは言いすぎだけど、数人掛かりならマリオと張り合える、
くらいの力量のファイターなら山といるわよ、この戦場には」

ヒルダ「」ガクガクブルブル

ロゼッタ(…その衝撃波とやら、昔の私だったら原型留めないことになりませんか?
べ、別に想像なんてしませんよ?)

 

940: Mii 2019/02/15(金) 00:19:15 ID:flh2faPE
ヒルダ「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない……
わ、私にはロウラルに光明を与えるという大事な使命が…」グズッ

マリオ「ピーチが脅すから…しゃがみこんだまま頭抱えて泣き出しちゃったじゃないか」

ピーチ「とは言っても、登録しちゃったら最低回数は公式戦を行ってもらう必要があるし…
それまではキノコ王国から出ることも出来ない仕様なのよ」

ロゼッタ「…あれ?私の…マリオカートの時は、選手登録を解除できましたよね?
結果的に登録抹消という形でスムーズに」

ピーチ「正確には、途中棄権以降は最低得点扱いになったとはいえ、
『レース1回分をこなしたうえで手続きを踏んだ』形をとったのよ?
…最低1回分の大会リザルトを得てからでないと登録抹消はできないの。
今回だと『規定回数以上戦った上で手続きを踏む』形になるわ」

ロゼッタ「あ……」

ピーチ「それにあの時は…ロゼッタも知っての通り『残機制度』適用外だからこそ、
やむを得ぬ処置ということで途中棄権の判断そのものができた。
今回の場合、『残機恵むから戦い続けろ』って方針になると思うわ。
…まあ、そういう意味では本当に死ぬことはないのだけれど」

ヒルダ「」ガクガクブルブル

ピーチ「と、とりあえず。あ、安心して。以前のロゼッタの二の舞は御免だわ。
肉弾戦ができるような強さも性格も、まるで持ち合わせていないでしょう?
こっちでなんとかヤラセの対戦をでっち上げて、被害を最小限に食い止めるしか――」

 

941: Mii 2019/02/15(金) 00:23:26 ID:flh2faPE

ロゼッタ「…………」カキカキ

ピーチ「……?」

ロゼッタ「……………………ううむ、期間がこれだけで、こうなって…」サラサラ

マリオ「どうしたロゼッタ、妙に落ち着いて手帳にペンを走らせて」

ロゼッタ「あ、いえ。なんだかピーチ姫の作戦ですと、またワリオ辺りに文句を言われそうなので――
そうなったら、腹は立ちますが言い返すことができなさそうなので。

乗り掛かった舟ということで、せっかくなので頑張って戦ってみようと思います。
確かに殴り合いのノウハウはピンときませんけどね」

マリオ「!?」

ピーチ「!?」

ヒルダ「え…!?」

 

942: Mii 2019/02/15(金) 00:27:03 ID:flh2faPE

ロゼッタ「とりあえず、昨日の時点でパンフレットは既に読ませてもらっていました。

『今回の大会、開催期間は9月13日から12月6日までの約3か月。
その間に、各選手は公式戦を10戦以上こなすこと。
勝率ならびに評価ポイントを考慮し順位付けを行う』

…でしたよね、簡単にまとめると?」

ピーチ「え、ええ…」

ロゼッタ「大変恐縮なのですが、今からさっそく、適当なバトルフィールドを貸して頂けませんか?
初心者用の…人気のないフィールドで構いません。むしろその方がありがたいですね。
そこでずっと鍛えて、12月1日あたりにひょこっと登場して、10戦する。
とりあえずそれまでに、そちらの測定機器でいう基礎体力レベルを30…いや35くらいに上げてですね…」カキカキ

ロゼッタ「うーむ……」ピタッ

ロゼッタ「まあスケジュール的には何とかなるのではないでしょうか。
駄目だったら残機が減るだけですし。
…あ、残機の恵まれ方って、前に頂いた残機とは別枠なのでしょうか?
詳細を教えていただけませんか?」

ピーチ「え、あ、うん、わかったわ!スマブラの残機はちょっと特殊で、
流動システムにより常に一定数を供給されるようになっていて…」

ロゼッタ「なるほど…」カキカキ

ヒルダ「ロゼッタ、あなた……!」

 

943: Mii 2019/02/15(金) 00:41:47 ID:flh2faPE
マリオ「これは驚いたな。あのロゼッタが。どういう心境の変化かな。
…………うん?目を凝らしていると、ロゼッタの背中あたりにぼんやりと…何のログだ?」ジーッ

Rosalina  再チャレンジ数:3841回(3Dワールド)

マリオ「ブフゥッ!!?」

ロゼッタ「え、マリオ、一体どうしたのですか?急に噴き出して」クルリ

ピーチ「ジッとこっち見て…怪しいわね。まさか、ロゼッタの下着でも透けてた?なんてね」

マリオ「……まだその方が驚きが全然マシだったな」マッサオ

ピーチ「えっ」

ロゼッタ「」

マリオ「…ちょっと人生について考え直してくるわ……」トボトボ

ロゼッタ「ちょ、ちょっと待ってください、マリオ!意味深な台詞を残さないでください!
一体何を見たのですか、見てしまったのですか!?」

 

944: Mii 2019/02/15(金) 00:47:47 ID:flh2faPE
もしかしてとんでもないものを見られたのでしょうか?と赤面し。
ヒルダ姫に、さんざん「ドレス透けてないですよね!?」と問い質すこと、数分。
気を取り直して…さあさあ、善は急げ、です。早速バトルフィールドに向かいましょう。

ピーチ姫は多忙ということで一時お別れしました。そんなわけで、ヒルダ姫だけ連れて行きたいと思います。
ぜひとも一緒に特訓したいですよね。仲良くなったことですし。

あまり勝手はわかりませんが、適当にバトルフィールドを選択して入る。
まずは落ち着いて、パンフレットに書いてあったことを…ちょっとおさらいしておきます。

ロゼッタ「えっと…威力は低いけれども隙が最小限の弱攻撃、
各方向へやや力の篭めた強攻撃、
各方向へ大きなダメージを狙えるが隙の大きいスマッシュ攻撃、
更には空中技、投げ技、そして必殺技……はぁ、覚えることが沢山ありますね」

えいっという掛け声と共に、目の前の何もない空間目がけて、魔法の杖を振って殴打の仕草。
当然、このままだと1秒後に相手に杖をへし折られるだけなので…
杖の周りに障壁を何重にも何重にも展開し、耐久性ならびに威力を底上げしておきます。
…正直、想定する相手が相手なので全然安心できませんが。

そのまま、ビュンビュンと連続で杖を振るう。
チコが真似をするかのようにパンチを繰り出して遊んでいます。

 

945: Mii 2019/02/15(金) 00:53:27 ID:flh2faPE
ロゼッタ「登録したことになっているとはいえ、チコも私と一緒に戦ってよいのでしょうか…
なんだかズルをしている気がするのですが…まあ、指摘されないのなら儲けものということで、うん。

…あ、障壁は相手に接触する瞬間に改めて高速展開させたほうが斥力を発生させられて効果的かもしれませんね、
せっかくですから検証してみましょう。FPがいつの間にか増えていることが、非常に有難いです」ササッ

ふと目をやると、ヒルダ姫が横で…眩しそうな目をしています。

ヒルダ「ロゼッタは……強いですね。身も、心も。…尊敬してしまいます」

ロゼッタ「……それは新手のギャグか何かですか?ちょっと引きます」

ヒルダ「なんでそうなるのですか!?」

 

946: Mii 2019/02/15(金) 01:03:02 ID:flh2faPE
適当にというか、アドリブというか、声を出しつつ攻撃を練習。
…本当に適当です。蹴りとか回転とか足払いとか、指南を受けた覚えなどないですよ?
空間学的に、こうやったら人型体格は重心が崩れるな、と独学で予想しているだけです。
ヒルダ姫は呆けて感心してくれていますが、正直恥ずかしいです。

そして、フェアリーランドよ、本当にありがとうございます。
ここまで私としてはアクロバティックな動きができるのは、10割あの国の冒険のおかげです。

あと、掴み攻撃ですが。
こう、高身長を活かして…例えばマリオを掴んだ瞬間、ほくそ笑むマリオの頭突きかパンチが顔面にめり込み、
素っ頓狂な声を上げながら鼻血を噴き出してバタリと後ろにぶっ倒れる…ところまで読めました。
絶対やらないでおこうと誓いました。

ヒルダ「あの…必殺技、というものについてなのですが。ロゼッタの場合、どのようなものなのですか?
駆け引きを促すため、無尽蔵に使ってはいけないということでしたが…自分で設定するのですか?」

ロゼッタ「パンフレットによれば…渡された端末に触れることで、無理なく実践できるものを自動選択してくれるようですよ。
カスタマイズもできるらしいですが。ちょっと楽しみですね、さっそく見てみましょう。どれ…」ピッ

 

947: Mii 2019/02/15(金) 01:10:46 ID:flh2faPE
端末「通常必殺:チートワープ   【240 F ダメージ判定無し】
自分やチコ、他の選手、アイテム、障害物など、あらゆるものから1つ選んで
離れた場所へ一瞬でワープさせる。フィールド上の任意の足場を行き先に指定できる。
ただしとにかく発動が遅い。

上必殺:ギャラクシージャンプ   【10 F ダメージ判定無し】
筋力で上方向に大ジャンプ。通常必殺よりは出が遥かに速いのが強み。
ただし、考え無しに跳躍するので、上に障害物があると頭を強打する。
そのときの自傷ダメージは50~60%程度のただの致命傷。ついでにピヨる。

下必殺:アイテムキャプチャー   【1200 F ダメージ判定無し】
近くにあるアイテムを、異空間に仕舞い込む。
個数制限はなく、仕舞い込んだものはいつでも取り出せる。
杖を振る→異次元への扉を開ける→物を放り込む→杖を振る→
扉を閉めるという流れになるため、凄まじい時間がかかる。

横必殺:剛速スターピース  【120 F レベルフラット時ダメ―ジ30~28(減衰)%】
振りかぶって、衝突するまで真横に飛んでいく星くずを剛速球で投げ飛ばす。
なお、発動完了後に更に120 Fの硬直が生じるので注意。

最後の切り札:亜空切断  【レベルフラット時ダメ―ジ∞%】
フィールドの小空間1か所を指定して、一定時間後に5秒間発動。
発動中に空間内に立ち入った選手の残機(ストック)を1減らす。
発動完了後、レバガチャ無効のピヨリ状態が試合終了まで続く。

以上のようになっております」

ロゼッタ(予想していたものと違うんですがっ!)

 

950: Mii 2019/02/17(日) 17:11:35 ID:9sFtPITM

ロゼッタ「……………………」

ヒルダ「えっと、ロゼッタ?見せて頂いておいてなんですが、変わっていますね?」オズオズ

ロゼッタ「…………」

チコ「…………」フヨフヨ

ヒルダ「…ああ、やっぱり。私など、『割り当てられる必殺技候補がありません』と表示されてしまいました。
それに比べれば貴方は、十分に凄いのではないでしょうか」アセアセ

ロゼッタ「……特訓」

ヒルダ「え?」

ロゼッタ「速やかに特訓を開始します!準備体操は終わりです!
どの魔法も使い始めで、使い慣れていないだけなのです!
いいでしょう!私の魔法レベルに対する宣戦布告とみなしました!

ヒルダ姫、準備はよろしいですかっ!」

 

951: Mii 2019/02/17(日) 17:14:00 ID:9sFtPITM

ヒルダ「え、ええ。それでまず…何をするというのですか?」

キョトンとするヒルダ姫。私のとっておきの魔法で、驚いてもらいましょう。
前の時は杖が無かったのでひ弱でしたが…今度は中々強いはずですよっ!
自信を持って、杖を一振り。

ロゼッタ「 実分身《リアルアバター》!」サッ

ボカンッ!!

ロゼッタ(分身)「分身体、見参っ!」シャキーン!

ヒルダ「ふえっ!?」ビクッ!

ロゼッタ「よし!杖のおかげで強さも十分そうですね!
特訓の効率アップ!更に、分身体の分も、後で経験値を頂きます!」

ロゼッタ(分身)「…仕方ないですね、そのかわり真面目に特訓してくださいよ?」

目を白黒させているヒルダ姫に、この魔法の仕様を説明。
聡明な彼女はすんなりと理解し、効果に驚愕しているようです。

 

952: Mii 2019/02/17(日) 17:16:33 ID:9sFtPITM

ヒルダ「凄い……空間魔法をここまで高度に使いこなすとは…!

…あ、あの!一つ、お願いがあるのですが。
ロゼッタのその魔法で、私の分身を作り上げることって、できますか?
私の特訓の手助けになると思うのですが」

ロゼッタ「…え?…そうですね。分身体が更に分身体を作ることはできませんが、
本体が作る分身体の数は制約がないので…大丈夫だとは思います。

でも…その場合、たとえヒルダ姫を象った分身体といえど、
分身体の経験値をヒルダ姫が取り込むことはできませんよ?
あくまで、分身体を生成した私の経験値になってしまうので。
…なんだか成果を掻っ攫うようなことになるのですが、よいのですか?」

ヒルダ「ロゼッタは無欲なのですね。そのくらいの権利は、魔法の行使者として当然でしょう。
よろしくお願いします!」フフッ

ロゼッタ「了解しました。……あー、ただ、ですねえ」

ヒルダ「……?」

ロゼッタ「ちょっと体を満遍なく触らせてください」

ロゼッタ(分身)「拘束しましょう、そうしましょう」

ヒルダ「」

 

953: Mii 2019/02/17(日) 17:20:21 ID:9sFtPITM

ロゼッタ「はあっ!」ブンッ

ロゼッタ(分身)「なんの!シールドです!」

ロゼッタ「シールドには…仕方がないので、掴みっ!…って、後ろから!」サッ

ヒルダ(分身)「む、ばれてしまいましたか。このまま突撃を――」スカッ

ロゼッタ「チコ、お願い!…むっ!」

ヒルダ(分身)「――すると危なそうなので、一旦引きます!
さあ、あなたの分身を無視できるものなら無視して、私に仕掛けたらどうですか?」

ロゼッタ(分身)「…………」スッ・・・

ロゼッタ「動くのは得策ではない、ですか。むむむ…牽制もできている、よい連携ですね!
単に自分同士の戦いをするよりも戦況が変化しやすく、考えることが増えて、
より学べるようになっています!1対2の虐められ状態ですがっ!

…ヒルダ姫!そろそろ一緒に特訓、しませんかー!
これでは私しか経験値が入っていませんよー!」

ヒルダ「グズッ…いっぱい辱められましたぁ……ひどい…お嫁に行けないぃ…
ロゼッタのこと、信じていましたのに…」メソメソ

ロゼッタ「人聞きの悪いこと言わないでください!?」

 

954: Mii 2019/02/17(日) 17:25:00 ID:9sFtPITM

~ガノン城~

ガノンドロフ「ガハハハハ!遅かったな、リンクその他烏合の衆よ!
ゼルダ姫は既に我が手中にある!」

ゼルダ「ああ、ああリンク…申し訳ありません。
体を既にガノンドロフに、意のままに操られ…私、で、は、どうすることも…!

ガアァァッ!……ククク、フフ、ハハハハハア!
魔物タチヨ、襲撃者タチヲ 迎エ撃ツノデス!」

ウオオオオオオォォォォォォォォォ!

魔物「ワー!」

魔物「キエロォー!!」

魔物「メニモノミセテヤルー!」

リンク「大回転切り」ズバァッ!

魔物「「「「「「「」」」」」」」チーン

ガノンドロフ「」

ゼルダ「マ、マダ終ワリデハアリマセン!幾ラデモ…幾ラデモ召喚シマス!!」

 

955: Mii 2019/02/17(日) 17:28:12 ID:9sFtPITM

ウオオオオオオォォォォォォォォォ!

魔物「「「「「ブチカマセー!!」」」」」ワラワラ

ガノンドロフ「…フ、フハハ!ゼルダを討たない限り延々と波状攻撃が続くぞ!
ゼルダを討てば、トライフォースの加護は失われハイラルは終わる!
さてさて、お前らがどうするか見ものだな!
当然、このガノンドロフ様も襲い掛かってくれるわぁ!」ドッ

リンク「はいはいネオ・マスターソード」サクッ

ガノンドロフ「」チーン

リンク「ガノンドロフ、ちっとはクッパを見習えよ…。
お前はアイツのこと、悪役面してバラエティに参加するフ抜けた奴、って言うけどさ。
結果としてはクッパはコツコツと経験値貯めまくって、今じゃもう…
お前とは天と地ほどの戦闘力差を付けちゃってるぜ?

キノコ王国にも割と受け入れられてて、交流の享受を存分に受けて喜んでるよ。
『我が軍勢が幸せになり、ワガハイも強くなれる。なにが不満というのだガッハッハ』って。
カッコいいと思わないか?

まあ、既にキノコ王国を本気で侵略する気なんか失せてるクッパと違って、
お前の場合は今でもハイラルを本気で脅かそうとしてるから、
俺としては弱いままの方が都合がいいけど。ここまで弱いと、なんだかなあ…」ポリポリ

 

956: Mii 2019/02/17(日) 17:34:20 ID:9sFtPITM

ゼルダ「……!? シア、ガノンドロフヲ速ヤカニ蘇生サセナサイ!」

シア「は、はいぃっ!」シュバババ

リンク「…ゼルダ姫」

ゼルダ「…ハッ!私は一体、なんということを…!!
リンク!私のことはどうなってもかまいませんっ!
はやく、はやく私を倒して終止符を打ってください、それだけが私の――」

リンク「あのー、フォックスに悪いんで。遊びは終わりにしてもらえませんか?
操られている『ふり』をしているゼルダ姫?…というより何がやりたくてこんな騒動を?」

ゼルダ「……ソ、ソンナコトシテイマセンヨ!?」

パルテナ(操られるがままリンクを攻撃して鬱憤晴らし +
悲運の王女を演じて大切さを認識してもらい好感度アップ!
…みたいなこと考えていたんですかね…。残念、それ逆効果っぽいですよ?)

リンク「ああ、もしかして。前回ちょこっと参戦した時に…キノコ王国でさんざん
『ゼルダって勇者様のことだよね?じゃああれは女装形態かな?』とか
『違う違う、あれは…シーク姫っていうんだよ!』とか言われて
トラウマになっているんですか?それで参戦したくないと?」

ゼルダ「」グサグサッ

パルテナ(そして容赦のない追撃がゼルダ姫を襲うっ!)

 

957: Mii 2019/02/17(日) 17:40:07 ID:9sFtPITM
ゼルダ(私、負けませんっ!結局最後は、
『お願いだからスマブラに出てほしい!』
って頭を下げて嘆願することになるのですからっ!
私の重要性、大切さに改めて気付かされるのです!)

リンク「…まあ本人が出たくないのなら、もう無理には勧めませんけど」

ピット「なぁんだ、ゼルダ姫の参戦って必須じゃなかったのか」

ゼルダ「!?」

リンク「でも、そうすると…ハイラル枠そんなに要らないんじゃないか?って
今後、枠数減らす方向に動かれる可能性があるんだよな。
代わりに誰かに参戦してもらわないと…そうだ!」

リンク「…もしもし、ミドナか?突然の電話申し訳ない。
スマブラ参戦に興味ない?ゼルダ姫が参戦したくないんだって」トゥルル

ミドナ『いいのか!?わ、私でよければ喜んで参戦するぞ!』

リンク「獣の姿でも真の姿でも、どっちでもいいと思うぞ。ミドナがいれば、
俺としてもウルフ変化が堂々と使えるから嬉しいと言えば嬉しい」

ミドナ『そうかそうか!嬉しいことを言ってくれるじゃないか!』テレテレ

ゼルダ「…!?どうして電話が繋がってるの!?」

リンク「(素に戻ってる…)今回の騒動に絡んで、飛ばされてきた被害者なんですけど。
事情を説明して、ハイラルで魔物掃討に協力してもらってますよ。
ミドナなら戦闘能力的にも全く申し分ないですし」

 

958: Mii 2019/02/17(日) 17:43:29 ID:9sFtPITM
ミドナ「そういや、ファイはどうなんだ?
むしろリンクなら真っ先に候補に挙げると思ったんだが…?」

リンク「…なんか、最初の殲滅戦のあと、『どうしても外せない用がある』とかで
何処かに行っちゃったんだよな…。これまでこんなことなかったのに。
任天堂がどうのこうの言ってたし、ちょっと心配だ。
…よし、やっぱりファイを呼び出して、ミドナと話し合ってどっちが出るか――」

ゼルダ「はいはいっ!やっぱり私、出ることに致します!」ガバァ

リンク「……えええええー」

ミドナ『……えー、ずるーい』

パルテナ「……えええええ」

ゼルダ「なんですかそのため息は!もともと私が呼ばれていたのでしょう、何か文句があるので――」

ドゴオオオオォォン!

ゼルダ「」バタリ

ファントム「時間が押しているので。さっさとこの人を連れて行きましょう。
リンク、私の体をお願いしますね」ズルズル

トゥーンリンク「わ、わかった。で、でも流石に引き摺って行くのは可哀想じゃないかな?」ヨイショ

 

959: Mii 2019/02/17(日) 17:47:29 ID:9sFtPITM

ピット「魔女…に復活させられようとしている、ガノンドロフはどうするの?」

リンク「こうなったらバクダンで気絶させとくか」

ファルコ「なんだったら、俺のを使うか?」

リンク「あ、持ってるならありがたい。頼むよ――」

ファルコ「じゃあ全員、速攻で窓に向かって退避しろよ?いくぞ!」スッ

リンク「…え?」

ファルコ「スマートボム(スターフォックス64)」ポイッ

リンク「うわああああっ!ゼルダ姫とトゥーン達抱えて退避ぃーーー!」ダダダダダダッ

ピット「逃げろーー!!」ダダダダダッ

パルテナ「は、はいっ!!…あ、一応拾っておきますね!」ダダダダダッ

シア「うわっ…!?」ズルズルズルズル

 

960: Mii 2019/02/17(日) 17:49:45 ID:9sFtPITM
ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
バラバラバラバラ…!

ファルコ「アーウィンの中で暴れられるとか、絶対に嫌だったから丁度いい。
さあ、さっさとキノコ王国に向かうぜ!」

リンク「やり過ぎだぞファルコ!ガノン城が半壊したじゃないか!
俺とフォックスとファルコ以外は割とやばかったんだけど!」

ファルコ「へっ、やっぱりスマブラのスマートボムの威力ってしょっぱいから
こうもドカンと行くと気持ちがいいな!」

リンク「聞いてないし…」

トゥーンリンク「助かったぁ……」

パルテナ(ゴホゴホッ――!…ささ、今のうちに逃げた方がいいですよ、お大事に)コソコソ

シア(ど、どうもありがとうございます…)タタタッ・・・

ピット(見て見ぬふり、見て見ぬふり……)

 

962: Mii 2019/02/23(土) 17:51:57 ID:ImsXOrl2

~9月12日、キノコ王国~

ゼルダ(色々と、やってられません!)グズッ

意識すらないまま、いつの間にかアーウィンにてやってきたキノコ王国。
さすがアーウィン、なんだかんだ言って前日の昼に着くことができました。
意 識 す ら ありませんでしたがね、ふんっ!
忌まわしさを感じずには、いられません。

私のムカムカっぷりときたら、呆れ顔のピーチ姫から巻き添え貧乏くじを引いたヒルダ姫のことを聞いても
「へえ、それで?運が悪かったですね」と返したくなるくらい気が荒んでいました。
…後々振り返って、王女として失格もいいところだと猛省することになるのですが。

今回の大会で、負け続けて更に気が滅入る、なんてことになったら最悪です。
こうなったら、せめてヒルダ姫よりは…!

そういえば、ヒルダ姫はどこにいるのでしょうか。

皆と共に控室に向かって、自動登録完了。それでは…捜してみましょう、か。
ピーチ姫曰く、場所は知らないもののどこかのフィールドで特訓しているとかで…。
まあ、ほどなくして見つけることができました。

ゼルダ「ここかしら…入りますよ?」

一応ノックをしておいて…扉を抜けると、そこには――

 

963: Mii 2019/02/23(土) 17:55:33 ID:ImsXOrl2

ロゼッタ(分身)「そこはこう、トントントンっとリズムよく拳を繰り出すといいのではないでしょうか」

ヒルダ「フッ!…こうですか?」トン トン トン

ヒルダ(分身)「ハッ!…こうですよ」トンドントン

ロゼッタ(分身)「うーん、どちらも微妙にずれているような…いや、私自身も大した熟練度はないんですよね。
ちょっと組み手っぽいことをやってみましょう、1人ずつ掛かってきてください」

ヒルダ「「お願いします!」」

ゼルダ(…ヒルダ姫が2人いる!?)

ロゼッタ「……………………」ブンッ ブンッ

ゼルダ(こっちの女の人も、どういうわけか2人いますし…。
それにしても、目を瞑ったまま杖を振る動作を繰り返して、
一体何をやっているのでしょうか。行ってみましょう)

ロゼッタ「ワープッ!」シュンッ!

 

964: Mii 2019/02/23(土) 17:57:55 ID:ImsXOrl2

ゼルダ「え……痛っ!」ゴツンッ

ロゼッタ「きゃあっ!?」ゴツンッ

ヒルダ「――ああっ、ゼルダ姫ではありませんか!
よ う や く 問題を解決して、キノコ王国にいらしたのですね!」

ゼルダ「…ええ、おかげさまで。
で、この…足元でうずくまってジタバタもがいている方はどなたですか?」

ヒルダ「キノコ王国の…正確にはそのはるか上空のほうき星に住まう魔女、ロゼッタです。
縁あって友達になりました。とてもいい…………人でしたよ」フイッ

ゼルダ(…どうして過去形?)

ロゼッタ「あいたたたた…!魔法の発動速度ばかりに気を取られるあまり、
ワープ先に侵入する物体があるときの緊急回避がすっかりおざなりになってしまいました…!
私としたことが何をやっているのやら…!」ズキズキ

ゼルダ「…あら、ロゼッタはあまり魔法は得意でないのですか?
魔法行使破棄という基礎も出来ていないだなんて」

ロゼッタ「たはははは、かたじけない…」

ヒルダ「え、あ、いえ、そんなことはこれっぽっちもなく…」

ゼルダ「実際に制御できていないでしょう?」

ヒルダ「……そうですね」

 

965: Mii 2019/02/23(土) 18:03:23 ID:ImsXOrl2

ヒルダ「…ちょっとロゼッタ、もう一度端末に触れて頂けますか?」

端末「通常必殺:チートワープ   【120 F ダメージ判定無し】
自分やチコ、他の選手、アイテム、障害物など、あらゆるものから1つ選んで
離れた場所へ一瞬でワープさせる。任意の足場を行き先に指定できるが発動が遅い。

上必殺:ギャラクシージャンプ   【9 F ダメージ判定無し】
筋力で上方向に大ジャンプ。通常必殺よりは出が遥かに速いのが強み。
ただし、考え無しに跳躍するので、上に障害物があると頭を強打する。
そのときの自傷ダメージは45~55%程度のただの致命傷。ついでにピヨる。

下必殺:アイテムキャプチャー   【600 F ダメージ判定無し】
近くにあるアイテムを、異空間に仕舞い込む。
個数制限はなく、仕舞い込んだものはいつでも取り出せる。
杖を振る→異次元への扉を開けながら物を放り込む→杖を振り扉を閉める
という流れになるため、かなりの時間がかかる。

横必殺:剛速スターピース  【118 F レベルフラット時ダメ―ジ30~28(減衰)%】
振りかぶって、衝突するまで真横に飛んでいく星くずを剛速球で投げ飛ばす。
なお、発動完了後に更に118 Fの硬直が生じるので注意。

最後の切り札:亜空切断  【レベルフラット時ダメ―ジ∞%】
フィールドの小空間1か所を指定して、一定時間後に5秒間発動。
発動中に空間内に立ち入った選手の残機(ストック)を1減らす。
発動完了後、レバガチャ無効のピヨリ状態が試合終了まで続く」

ヒルダ(細かい制御こそ後回しにしているものの…ロゼッタったら、この6日間だけで……
魔法系必殺技の発動までの時間、半分にしちゃったんですが…。
天才、鬼才の域に達していますよ、恐ろしいことです…)ブルッ

 

966: Mii 2019/02/23(土) 18:07:42 ID:ImsXOrl2
ロゼッタ「貴方がゼルダ姫ですか。初めまして、ロゼッタと申します。
突然ですが、貴方の分身体を作っても構いませんかっ!
必要な物は少々の戦闘観察と身体検査です!」

ゼルダ「ほ、本当に突然ですね。一体どうして?」ヒキッ

ロゼッタ「互いが相手の行動を読めるようになってきて、動きがマンネリ化してきたのですよ…。
ただでさえ力任せに腕を振るう素人の動きなのに、これでは特訓効率が落ちてしまいます。
サンプルは多いに越したことはないので…クシュンッ!」

ゼルダ「身も蓋も無い話ですね。おおよそ、分身体とやらの性能の目星がつきました」

ヒルダ「私からもお願いします、ゼルダ姫。貴方なら、私たちよりはるかに強い。
『魔法行使者であるロゼッタ自身の戦闘力が分身体の頭打ち戦闘力になる』とは
ロゼッタから聞いていますが、その高い戦闘センスは非常に役立つと思われるのです」

ゼルダ「ちょっと待ってください。貴方がたを強くしたところで、私にメリットがあるのですか?」シレッ

ヒルダ「えっと、ですね。今の所、私が鍛えやすいように…
ロゼッタは私の分身体の強さを微調整しつつ用意してくれているのですよ」

ゼルダ「はあ…それがなんなのです?」

ヒルダ「むぅ…本調子ではないのか、勘が鈍っていませんか、ゼルダ姫。
…私は、結果として貴方の尻拭いで1か月以上も…降って湧いたハイラルの政務をこなしてきました。
その対価として、ロゼッタの指導役をゼルダ姫にお願いして、ロゼッタに報いたいのですが。

ふふ、断ることは許しませんよ。自分の狭量を懺悔したいのなら別に構いませんが」

ロゼッタ「わぁ!ありがとうございます、ヒルダ姫!」パアァ

 

967: Mii 2019/02/23(土) 18:11:25 ID:ImsXOrl2
ゼルダ「ぐっ、それを出されると断りにくい…仕方がありませんね。
指導役でも分身モデルでもやってやろうではありませんか。
言っておきますが、大会中いつでも、というわけではありませんよ」

ロゼッタ「本当ですか!よかった!」

ヒルダ「よかったですね、ロゼッタ」

ロゼッタ「はい!」

ヒルダ「そしてロゼッタに思い切り撫で回されてください。
被害者ノ会ヲ増ヤスノデスフフフフフ」ユラァ

ゼルダ「……なんだか寒気がするので分身の許可は保留で」

ヒルダ「そんな、酷い!恥を知りなさい!」クワッ

ロゼッタ「ヒルダ姫も十分に酷いですからね!?」

 

968: Mii 2019/02/23(土) 18:17:01 ID:ImsXOrl2

ゼルダ「マジカルカッター!」ブゥン

ヒルダ「魔法を纏った…手刀ですか」

ロゼッタ「くぅっ…!なるほど、物理防御一辺倒の者には魔法攻撃として刺さり、
魔法防御に秀でた者には物理ダメージが物を言う、と。
単純ながら、知恵を存分に働かせた技なのですね」ズズズ・・・

ゼルダ(あ、ええと。手刀単体だと威力が低すぎるから、ほぼ魔法なんですけど)

ゼルダ「ローキック!」ダンッ

ヒルダ「ドレスなのに、流れるような足さばきですね…。勉強になります。
マネできる気はしませんが」

ロゼッタ「あわわっ!?おまけに発動まで早くて、私の目と体では反応が間に合いません、あはは…」

ゼルダ「ゼルダスピン!」クルクル

ヒルダ(何故に自分の名前を入れたのですか!?)

ロゼッタ(どうして自分の名前を入れたのでしょうか…あ、実は
あの動きのどこかに伝説級の要素が隠されているとか…!)

ゼルダ「なんですかその目はっ!言いたいことは分かりますけど!
私のせいではありませんよ!?」

 

969: Mii 2019/02/23(土) 18:20:06 ID:ImsXOrl2

ゼルダ「ネールの愛!」カキーンッ!

ロゼッタ「あがが…スターピースがぁ…!ピッチャー返しの対策は出来てませんっ!」ゴツン

ゼルダ「モーション見てから展開余裕でした」

ヒルダ「確かに」

ゼルダ「ディンの炎っ!」

ヒルダ「熱っ!熱いっ!!くっ、今の私では掠めただけでこんなにもダメージを…!」ヒリヒリ

ロゼッタ「アイタッ!…い、今のは顔面セーフですっ!それにしても避けることもままならないなんて…
ファイアフラワーもなしに、凄いですね…!」ヒリヒリ

ゼルダ「…なかなかやるじゃないですか、ロゼッタ」

ゼルダ「ファントムアタック!」

【ファントム攻撃に関わる魂が奪われているので使えません】

ゼルダ「……あれ?私は一体何を?」

ヒルダ「何を使おうとしたのですか?」

ロゼッタ「……はて?」

 

970: Mii 2019/02/23(土) 18:24:26 ID:ImsXOrl2
ロゼッタ「ゼルダ姫、流石の強さですね。噂通り…いえ、噂以上でした!
手を抜かれていたのに、残機が通算で50機も減ってしまいましたね」サスリ

ゼルダ「ロゼッタ…貴方、中々面白い神経をしていますね…」ピクピク

ロゼッタ「もしかしなくても呆れていますよね、それ…クシュンッ!」

ヒルダ「どうしてなんともないのでしょう…いえ、先ほどからクシャミはしていますか。
無茶をしすぎですよ、体を休めた方がよろしいのでは?」

ゼルダ「分身体を作るのにも、かなりの気力をつぎ込んでいるのでしょう?
自慢ではありませんが、貴方よりよほど強い私の分身体なぞ作ろうものなら
更に気力を削られることになりかねませんよ?
…自分の限界としっかり相談できていますか?戦闘慣れしていないのでは」

ロゼッタ「確かに…そうですが。ですが、分身体を作ってみたいです…。
戦闘チェックはできたので、あとは身体検査を…」

ゼルダ「絶対に嫌ですよ?諦めなさい」ニコッ

ヒルダ「あ、そういえばハイラル城でゼルダ姫の代わりを務めているときに
健康診断結果を盗み見たのですが…。

ゼルダ姫って、身長体重体脂肪率、スリーサイズまで私と同じみたいですね…
能力は大きく違うのに。さすが表裏の世界です」

ゼルダ「ちょっと!?」

 

971: Mii 2019/02/23(土) 18:27:41 ID:ImsXOrl2
ロゼッタ「………………………………………………………
髪の色、服装等の微調整を行って…えいっ」

ボカンッ!

ゼルダ(分身)「…………」ジロッ

ゼルダ「」

ロゼッタ「わぁ、世界に拒絶されず存在し続けるということは
本当に再現できたのですね、成功で――」

ゼルダ(分身)「天誅を下します」ドンッ

ゼルダ「加勢します」ドゴンッ

ロゼッタ「ぐはっ」チーン

ロゼッタ(分身)「……巻き、添えっ!?」チーン

ヒルダ「…………」ガクブル

ヒルダ(分身)「いいですか、触らぬ神になんとやらです」コソコソ

 

972: Mii 2019/02/23(土) 18:32:43 ID:ImsXOrl2

~9月13日~

ピーチ「――全世界の強者が集う武の祭典。スマブラfor――これより開幕です!
皆さん、大いに盛り上がって行きましょう!」バーン

ワアアアアアアアアアアアア――!

マスターハンド「それでは、これより私マスターハンドが司会進行をさせていただきます。
3か月の間、よろしくお願い致します!
とは言いましても、なにぶん私はバトル実況は不得手でして」

ピーチ「手なのに?」

マスターハンド「そうなんですよ、手なのに不得手…ってうっさいわ!
…コホン。ご存知の方も多いように…前回までと同様、
実況解説は『例のあの方』に委ねさせていただきます!」

実況「…コロシアムは熱気に包まれています!栄冠を手にするのは、果たしてどちらでしょうか!」

マッテマシター!
マスターハンドサンモ イツモドオリ マヌケカッコイイゾー!

マスターハンド「今大会も、迫力ある実況を楽しみにしておいてください!
さあ、ファイターたちが手を振りながら一度下がっていきます!
すぐに、第一試合が始まるので…その瞬間を見逃すな!」

ヒルダ(…………なんですかあの異形)

ロゼッタ(色々とツッコミ所があるような気がするのですが…手だけに。
どうやって声を出しているのでしょう)

 

973: Mii 2019/02/23(土) 18:35:23 ID:ImsXOrl2
ピーチ「ところでロゼッタ…一体どうしたの?微妙にフラフラしてない?
…やだ、少し鼻水まで出てるじゃないのー。はしたない」

ロゼッタ「クシュンッ…それがですね、ちょっと体調を崩したみたいで…。
昨晩から微熱と鼻水とクシャミが…クシュンッ!」

ゼルダ(ほら見なさい、案の定といったところですね)

ヒルダ(もうちょっと前から兆候があったような)

ピーチ「…?何かあったの?」

ロゼッタ「ななななんでもありません!」

ロゼッタ(2人とも、すいません!
今ここでばらしてしまうと特訓禁止令とかを出されてしまうので!
秘密の特訓の内容もばれてしまい、面白くないので!
特訓に熱を上げ過ぎたことは黙っておいていただけませんか!?)

ゼルダ(…はいはい)

ヒルダ(わかりました、友達ですもの)ニコッ

ロゼッタ「ちょっと気疲れしただけなので、1日ぐっすり眠ればすぐに治りますよ…クシュンッ!」

ピーチ「ははーん…まあ、そういうことにしておいてあげる、フフッ。
でも、体調の見極めはしっかりね?」

ロゼッタ「は、はい。肝に銘じておきます」

 

974: Mii 2019/02/23(土) 18:39:48 ID:ImsXOrl2
マリオ「前回は辛勝って感じだったからな。今度はしっかり優勝してやるぞ!
というわけで存分に負けてくれよ、クッパにリンク!」ブイッ

クッパ「ハッ!前回のワガハイは少し運に見放されただけなのだ。
キノコ王国にクッパ様ありと知らしめてやる」

リンク「その言い方だとクッパがキノコ王国を代表する戦士みたいなニュアンスになるんだけど…」

クッパ「なぬっ!リンク、図ったな!揚げ足を取ってワガハイを侮辱するか!」

リンク「図ってねえよ!酷い言い掛かりだなっ!?」

パルテナ「さあさあピット、貴方もあの輪の中に入って宣戦布告してくるのです」

ピット「いいい嫌ですよそんなの!?
対戦中に狙ってくれって言ってるようなものじゃないですか! 」

パルテナ「でもほら、ブラピはちょっとそその…激励したら向かって行きましたよ?」

ブラックピット「」

ピット(あ、一睨みされて固まってる。南無)

 

975: Mii 2019/02/23(土) 18:45:21 ID:ImsXOrl2

スタッフ「おい、しっかりしてくれ!早く部下たちに周知させろ!」バタバタ

スタッフ「えっと、情報提供はどういう段取りで行えばいいのかしら!?」キョロキョロ

マリオ「…ん、どうした?スタッフたちの統率が取れてないのか?通るぞー」テクテク

受付「あ、はい、どうぞっ!」アセッ

ルイージ「なんだか慌ただしいね。無責任かもしれないけど…頑張って!」スタスタ

受付「あ、ありがとうございます!ええと、ええと…!」

ピーチ「トラブルが起こった時こそ、深呼吸をして冷静にね」フワリフワリ

受付「はい、分かっては、分かってはいるんですけどね…アハハハハ」

ミスD「お勤めご苦労」ダダダダッ

受付「いえいえ、これも私の仕事なので…!」

段ボール「…………」スイー

受付「…ハッ!貴方は今回参戦していないですよねっ!
逆流して他のファイターの中に紛れ込もうとしても、そうはいきませんよ!」

段ボール「…………帰還する」ショボーン

受付「へっへん。どんなに慌ただしいと言っても、私の目は節穴ではありませんよ!」

 

976: Mii 2019/02/23(土) 21:42:33 ID:ImsXOrl2
他のファイターたちは、いそいそと戦う準備。
あるいは、モニターの前で敵情視察というところ。
いえ、さっそくリラックスしようとする人、観光に洒落こむお気楽さんも。
選択肢は人それぞれのようですね。

私…いえ、私たち3人は、相も変わらず特訓といきましょう。
あ、ゼルダ姫としてはまだまだ特訓の範疇にありませんでしたね、失礼しました。

ちょくちょく経験値を還元している分身体を、ふたたび作り出します。

ロゼッタ(……何か、耳鳴りがする。呼ばれている、気がする)

がくん。

ボカンッ! ボカンッ! ボカンッ!

私と、ヒルダ姫と、ゼルダ姫の分身体。
同時生成したところで、意識がぼうっとするとともに…
あ、れ…。力が、抜けていく…?調子に、乗り過ぎてしまいました、かね…?

ロゼッタ「…うっ」フラッ

慌てて駆け寄ってきてくれたヒルダ姫とゼルダ姫に支えられ、なんとか転倒を免れます。

ヒルダ「ね、ねえ、ロゼッタ。やっぱりやめておきましょうよ。
…酷く弱っているではありませんか!」

 

977: Mii 2019/02/23(土) 21:45:44 ID:ImsXOrl2

ロゼッタ「ハァ…ハァ…でも…」

ゼルダ「…呆れましたね。せめて今日くらいは素直に眠っておかないと…
後々酷いしっぺ返しを食らいかねませんよ?」

ロゼッタ(分身)「えっと、特訓…始めるのですか?だったら…さっさとしませんか?」

ロゼッタ「…………もち、ろんです!」ダッ

分身体が元気に待ってくれているのに、本体が音を上げるわけには参りません。
うっすら涙目のヒルダ姫と、怒り顔のゼルダ姫の制止もやんわりと振り切って、いざ!

ゼルダ「…本当にまずいと感じたら無理やりにでも止めますからね!」

ロゼッタ「ありがとうございます!…クシュンッ!」

ゼルダ姫という頼もしい監督のもと、私とヒルダ姫は、特訓を再開しました――。

 

978: Mii 2019/02/23(土) 21:48:24 ID:ImsXOrl2

ロゼッタ(…視界が、狭い)

ロゼッタ(足元が、ふらついて仕方がない)

ロゼッタ(あれ…何分くらい、経ちましたっけ…)

ロゼッタ(分身)「…………あの。真面目にやってもらえませんかね」イラッ

ロゼッタ「す、すいません…分身の私は、元気ですね…」フラフラ

ゼルダ「…いけない!はい、そこまで!
ロゼッタ、止まりなさい!当然分身体もね――」

ロゼッタ(分身)「ふぅん…もう、いいです」

――分身体の、様子が、すこぶる、おかしい。
――ゼルダ姫の制止も無視して…むしろ加速し。
――懐に、杖を突き刺して…。

ロゼッタ「――っ!?」

障壁展開を伴う激しい殴打とともに、私の意識を刈り取っていきました。

 

979: Mii 2019/02/23(土) 21:51:47 ID:ImsXOrl2

ゼルダ「…!?」

ロゼッタ(分身)「…ああ、ついやりすぎちゃいました」クク

崩れ落ちる、ロゼッタの体。――分身体が、本体を、何故!?

ゼルダ「……貴方!なんてことをするのですか!
…さては分身体として不完全だったのね、生かしておけない。
私の全力、受けてみなさいっ!
ヒルダ姫、緊急事態です!迂闊に動いてはなりませんよ!」

ヒルダ「は、はい!」

ゼルダ「残りの分身のお二人さんも、協力してください!」

ゼルダ(分身)「わかりました!」バッ!

ヒルダ(分身)「ロゼッタを助けるのです!」バッ!

ロゼッタ(分身)「ハ、ハ、ハハハハ――」ブゥゥン

ゼルダ「何をしようとしても、無駄ですっ!!」ダダッ

 

980: Mii 2019/02/23(土) 21:54:48 ID:ImsXOrl2

ピーチ(ロゼッタったら、どこに行ってしまったのかしら、もう!)

妙な胸騒ぎがして、ロゼッタを捜す私。
まさか、あんな体調で更に特訓とやらを…?本当にどうしようもないんだから。

ようやく見つけた時、ロゼッタの様子は酷い物だった。
ゼルダとヒルダに肩を支えられ、ゼェハァゼェハァ苦しそうに息をしながら歩いている状態。
おおよそ生気が感じられないわ。

ピーチ「ロゼッタ、どうしたの!?」

ロゼッタ「う…すいません……」グッタリ

ゼルダ「特訓のしすぎとちょっとした不手際で、倒れ込んでしまって。
監督役の私がもっとしっかりしていれば、こんなことには…ごめんなさい、ピーチ」

ヒルダ「ま、まあまあ。それよりも、一刻も早くベッドで寝かせるのが先決です!急ぎましょう!」

ピーチ「わ、わかったわ。部屋を手配する。
ロゼッタ、あとでお説教が待ってるから、覚悟しておきなさいよ!」

 

981: Mii 2019/02/23(土) 22:01:32 ID:ImsXOrl2

ロゼッタ「くー」スヤァ

Dr.マリオ「栄養剤、解熱剤、抗生剤。必要十分なだけしっかり投入したぞ。
容体も安定した。もう大丈夫だろ。3日もすれば全快になるはずだ。
重症化しないでよかったな」

ピーチ「よかった…」ホッ

ゼルダ「私はしばらく看病に付き添いますね」

ヒルダ「わ、私もです!」

Dr.マリオ「…そうか、そうしてくれるとロゼッタも喜ぶだろう。頼んだぞ」

ピーチ「ゼルダがそこまで心配してくれるなんてね」ニヤニヤ

ゼルダ「ほ、放っておいてください!」

ピーチ「でも…これで、ロゼッタの狙ってたレベル上げ作戦は難しくなったわね…。
経過観察を欠かすわけにはいかないわ。ロゼッタ、残念がるでしょうね」トボトボ

キノじい「おお、姫様!こちらにいらっしゃいましたか!
実はこのキノじい、会場のスタッフから耳寄りな情報を吐き出させることに
成功いたしましてな…!ちょっと耳をお貸しくだされ!」ヒソヒソ

ピーチ「え、一体何事かしら……?」

 

982: Mii 2019/02/23(土) 22:12:07 ID:ImsXOrl2

~3日後~

ロゼッタ「ロゼッタ、復活です!」シャキーン

ゼルダ「全く、世話が焼けましたね」

ヒルダ「おめでとうございます!これで一安心ですね!」

ロゼッタ「では早速特訓に…」

ピーチ「駄目に決まってるでしょうがアンポンタン。
今、技術班が散布型のナノマシンワクチンを徹夜突貫で開発してくれてるから。
あと1週間は様子をみなさい」

ロゼッタ「…はい、わかりました。…え?ナノマシン?なんのことですか?」

ピーチ「…実は、ロゼッタの体調悪化の原因がおおよそ分かったわ。
変な残留思念が、会場全域に蔓延しているみたい」

ゼルダ「…残留思念?」

 

983: Mii 2019/02/23(土) 22:13:10 ID:ImsXOrl2

ピーチ「3人は知らない…いや、ゼルダは本当なら知ってたはずなんだけどね。

前の大会で、この世界を別空間に取り込もうとする『亜空の使者事件』っていう事件が起こったの。
終わってみれば…なんとか『アトラクションの1つです』で観客は誤魔化せたけれどね。

その主犯の悪役――『タブー』と我々は呼んでいるのだけれど――
そいつの残留思念的な物が僅かに会場に残ってて…悪さをしているらしいわ。
厳密にはウイルスじゃないけれど、分かりやすいから…『亜空ウイルス』と名付けたわ。

…空間魔法に強く反応するらしくて、使えば使うほど症状が激しくなるみたいで。
ロゼッタの症状が一番重くなるのも至極納得した」

ロゼッタ「……すごく、ピンポイントで被害を受けたということですね、うわあ」

 

984: Mii 2019/02/23(土) 22:18:38 ID:ImsXOrl2

ゼルダ「…全く、キノコ王国の危機管理は適当なのですね」

ピーチ「アイツは亜空間でしか存在できないはずなのに…いえ、油断していた私のミスね。
今回ばかりは謝罪の言葉しか見つからないわ…ごめんなさい」

ロゼッタ「まあまあ、ピーチ姫のせいではないですよ。
その分、観戦・応援を頑張らさせて頂きますね!」

ピーチ「…そう言ってもらえると、少しは気持ちが楽になるわ、ありがとう」

ピーチ(そうして…ロゼッタを宥めつつ、戦いは続いていくのでありました。
…この先、ひっきりなしにアクシデントが起こることになるとも知らず。
波乱の武闘会は、始まったばかり――)

 

引用元: ・https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1533392800/

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